リトルグローブの邦画研究所

リトルグローブが日本の映画を紹介します。 邦画が凄いっていうのを証明させます!

2011.03.22(Tue)

株式会社リトルグローブのサヨナライツカ

株式会社リトルグローブの邦画紹介

こんにちは。株式会社リトルグローブです。

今日紹介するのは、「サヨナライツカ」です。

中山美穂が12年ぶりに映画主演を果たした濃密なラブストーリー。前途洋々な航空会社のエリート社員・豊と高級ホテルに居を構える謎の美女・沓子。そんな2人の愛の形を1975年とその25年後の2つの時間に分けて映し出していく。作品全体に横たわるのは「愛すること」という普遍的なテーマ。そして誰かを愛するために必要なものが、切なさや悲しさと共に明らかにされていく。主演の中山美穂は沓子を妖艶に演じ、観る者を虜に。徐々に深い悩みの中へと落ちていく豊を演じた西島秀俊の姿も印象的だ。監督は『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン。スケール感を出しつつもディテールにこだわった演出を見せ、情感を豊かに表現してみせた。

あらすじ
1975年、タイ、バンコク。イースタンエアラインズ社の若きエリート東垣内豊(西島秀俊)がバンコク支社に赴任してくる。彼は東京に残してきた美しく貞淑な婚約者、尋末光子(石田ゆり子)との結婚を控えていた。野心家の豊だったが、端正な容姿と優しい性格で職場での信頼も厚く、日本人会の女性の人気を独占。仕事も恋愛もすべて順調、前途洋々の日々。だが、彼の婚約を祝う祝宴に現れた真中沓子(中山美穂)が、すべてを変える。艶やかな美貌と官能的な魅力を漂わせ、じっと豊を見つめる沓子。数日後、沓子は突然豊のアパートを訪れる。光子のことを思いながらも、沓子の魅力に抗えない豊。言葉を交わす時間すら惜しむように2人は体を重ねる。そして、沓子の暮らすオリエンタルホテルで、愛欲の日々が始まる。スイートルームに暮らす沓子の生活に、謎めいた魅力を感じながら惹かれていく豊。ある時、光子が電話でふと尋ねる。“あなたは死ぬ前に、愛したことを思い出しますか、それとも愛されたことを思い出しますか。私は愛されたことを思い出すでしょう。”自分を信じている光子を思い、沓子との関係を断ち切ろうとする豊。だが、反対に想いは募るばかり。結婚式が近づき、別れなければならないと知りつつも、沓子への気持ちを抑えられない。一方、恋愛を遊びと割り切ってきた沓子は、豊への気持ちが本心であることに気付く。やがて、“愛すること”が愛だと気付いた沓子は、叶わないながらも豊を愛し続けると心に決めて、バンコクを去る。25年後、光子と結婚し、副社長に昇進した豊は商談で再びバンコクを訪れる。かつての想いを胸に、オリエンタルホテルに足を踏み入れた彼の前に現れたのは沓子。彼女は豊を待ち続け、ここで働いていたのだった。25年の時を越え、自分が深く沓子を愛していたことに気付く豊。その後、沓子に会うために再びバンコクを訪れた豊だったが、沓子はすぐには会おうとしなかった……。

  1. 2011/03/22(火) 12:32:26|
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